PowerEdge R620のRAIDコントローラを換装してESXi7.0を入れた

ダイタクヘリオスがかわいい*1。なおすけです。

半年くらい寝かしていた譲り受けたラックサーバをゴニョゴニョしたのでメモ。

背景

DELL PowerEdge R620は2012年に発売された、シリーズ第12世代の製品です。

10年前の筐体ということで、公式でサポートされているOSは以下に記載されているように、2016年ごろリリースのOSまでとなっています。

そんなR620ですが、半年くらい前に、悪いおたくである友人が「仮想化の母艦にどう?」ということで譲り受けて家にやってきました。

で、ESXi7.0を入れようとしたら入らなかったというのが今回の問題です。

端的に言うと、R620のRAIDコントローラがESXi7.0でサポートされてなかったのが原因でした。

R620は、内蔵のRAIDコントローラ(PERC; PowerEdge Raid Controller)として以下の4つのうちどれかが搭載されます*2。購入時期とかによるのかな。

このうち、VMwareのCompatibility Guideにおいて、ESXi7.0のサポートがあるのはH710PとH710で、H310はESXI6.5のみサポートとなっています*3。

で、うちに来たR620に乗ってるPERCはH310だった、というのがオチでした。

というわけでヤフオクをポチポチしてPERC H710Pを落札。

換装方法はこの辺を参考に。

と、そんなこんなやってるとこんな感じに動きましたとさ。

H710Pを刺したあと、RAID構成でSAS/SATAのディスクを認識しなくてしばらく悪戦苦闘しました。何度か再起動して、LifeCycle Controllerに入るとうまくいったんですが…。

これで↓のマシンも含めて、おうちの仮想化環境がいい感じになったので、VM バチバチ立てて遊びたいと思います。

vCenter使いたくなりそうだし、VMUG課金するかなあ。

*1:まさかウマ娘に手を出すとは思わなかった

*3:おそらくESXiサポートが6.5以前(6.5も切れてる気はするが)は終わってるから非表示になってるだけ